ママがオンライン秘書になると“会社のママ”状態になる

「ママでもできるオンライン秘書」ってよく見るけど、実際どうなの?
私自身、今まで出産前も後もオンライン秘書として働いてきました。
やってみて感じたのは、「ママがオンライン秘書になると、仕事でもママ気質を求められる」ということ。
オンライン秘書は正直、ママだから向いているとか、ママのスキルを活かせるとか、一概には言えないと思います。
この記事では、オンライン秘書の仕事内容から、向いている人・大変なところ・やってよかった点まで、リアルな体験をもとにまとめました。
この記事はオンライン秘書を勧めるものでもなんでもなく、ただの趣味でやっているブログです。在宅ワークを探しているママの参考になれば嬉しいです!
オンライン秘書の仕事内容
オンライン秘書とはなにか、AIに聞いてみたところ

オンライン秘書とは、インターネットを介してリモートで秘書業務やバックオフィス業務を委託できるサービスです。スケジュール管理、メール対応、資料作成、経理、SNS運用など、オンラインで完結する多岐にわたる業務をサポートし、企業のコア業務への集中を助けます。採用や育成コストがかからない、柔軟な働き方ができるといったメリットがあります。
なんやらよくわかりませんが、
実際に、私がオンライン秘書として入っている会社では、具体的にこんなことをしています。
- 社長さんと業務委託スタッフとの間に入る連絡係
- スケジュール管理やタスクを整理して共有する
- 経費処理や書類の簡単な確認
- 紙の申請書を家のプリンターでPDF化する
- UPする記事の校正・最終チェック
仕事内容はいわゆる何でも屋さんで、あとから便宜的にオンライン秘書と名付けられたのです。
じつは、私が受けているオンライン秘書は、2社のベンチャー企業の社長さんから個人的に頼まれたもの。
一人で会社をやっていると、雑務が溜まってきて本業に集中できないんだとか。
簡単に言えば、「そんなに緊急性もないけど、社長自らやるのはダルいから、在宅でやってくれていいよ〜」みたいな雑務を引き受けるお仕事ですね。
オンライン秘書に向いている人
オンライン秘書は、何でも屋さん。単なる事務作業をこなせばいいわけではない、ということは確かです。
さらには在宅ワークともなると、オンライン上にいながらでもチャットやメールで人をサポートする力が求められます。
ちなみに、私はオンライン秘書という仕事が向いていると自覚していまして、
そこで、自己分析した結果、オンライン秘書に向いているのは、こんなタイプの人!と思う点を挙げてみました。
- 会社員には戻りたくないけど仕事はしたいと思う
- 気を利かせるのが得意…嫌いじゃない
- 臨機応変に対応することが得意
- 第三者として人の間に入って場を和ませるのが好き
- 自尊心が低く、誰かの役に立てるだけでめっちゃ嬉しい
つまり、自分で言っちゃいますけど「気が利くママタイプ」ほど向いている仕事。
ただし、それが行きすぎると、いわゆる器用貧乏、自己犠牲ばかり…みたいな悲惨なことにもなりかねません。
何度も自分の首を絞めてきました…。
オンライン秘書のデメリット

オンライン秘書って、企業ごと、個人ごとに内容はさまざまですが、
オンライン上だけどめっちゃ気を遣うし、経営者がやりたくない雑務が回ってくるイメージがあります。
私が思う、デメリットを3つご紹介させてください!
①クライアントの“ママ”になりがち
いろいろと気を利かせて動くうちに、「あれもやって!」「これもやって!」と仕事がどんどん増えるんです。不思議ですね!
そのほかにも、
これ絶対「こいつテキトーな指示でも察して動いてくれるっしょ!」って思われてる!
契約内容にはない業務がどんどん増えてる!
これただ社長のプライベートな愚痴聞かされてるだけじゃね…?
っていうことがよく起きます。私、あなたのママやないねん。笑
家庭でも子どもたちやパパの何でも屋をやっているというのに、
仕事でも“なんでもやってくれる人”みたいに思われてくると、さすがにちょっと疲れます。
②気遣いは報酬にならない
ナイーブな時期はちょっと爆発しちゃうことがあります☆
スケジュールいつも詰むから先回りして通知してあげたのに…
社員さんの不満が溜まってるっぽいから遠回しにサポートしてあげたのに…
こんなに気を利かせてやったのにぃぃぃぃ…!
まぁ勝手にやったそんな思いやりも、先方は「あ、そう」くらいの回答で。笑
いいんだけどね、べつに。べつに…
とはいえ、オンライン秘書のいいところは、会社の方針に無理して合わせなくていい立場であること。
③チャットが24時間飛んでくる
ベンチャー企業の社長さんは、そもそも労働時間というものが存在しないので、深夜、早朝問わずチャットが届くこともあります。
社内スタッフには労働時間の関係もあるし、投げづらい話でも、「業務委託のコイツなら大丈夫でしょ」みたいな。笑
私のライフアンドワークバランスはァ!?
とにかく、ママの本業は子育てです。
子どもと過ごす時間は、仕事の連絡は目に触れないようにする工夫を、自発的にしないと自分の生活が守れなくなる、危うい立場だと思います。
オンライン秘書のメリット
つらつらと愚痴を述べてまいりましたが、先にも書いた通り
私はオンライン秘書に向いていると思いますし、やりがい・楽しさも感じています。
そこでオンライン秘書のメリットを3つ、ご紹介します。
①大人と話せて孤独感が減る
普段子どもとしか喋っていないので、
チャットや会議で大人と会話できるのは、すーーーーーーっごい気分転換になります。
②頭の体操になる
産後ボケ…いつになったら治るんや…
そう思っていました。…が、
オンライン秘書を始め、チャットやらタスク管理やらしていたら、ようやく頭が動くようになってきました。
③人の役に立っている実感がある
単純なデータ入力作業などをしていると、「これなんの意味があるのよ…」って思いがちですが、
オンライン秘書は、経営者やチームリーダーと直接関わることも多い立場。
私が連絡しなかったらこの社長さんはスケジュールがわからず動けないわけだし、私が間をとりもたなかったらこの人辞めてただろうな!
って思うことにして、モチベーションを維持しています!
おわりに
オンライン秘書は、時間や場所を選ばずに働けるという点はもちろん、ママに嬉しい“働き方”だけど、
仕事内容はどうなのか?
気質は人それぞれで、オンライン秘書の業務がストレスに感じる人もいると思います。
マルチタスクとか、地味な事務作業とか、サポートというと聞こえはいいけれど、実際は
“社長さんや社内の人ががやりたくないこと”が投げられるイメージの方があっていると思います。
一般的にママって、家族の臨機応変に対応するとか、理不尽に耐えるとか、我慢強いとか、そういうイメージがあるのかもしれませんね。
私は自尊心が低く、自己犠牲精神が強いから、頼られると嬉しいし、向いている自覚があるのですが、
それが「ママだから向いている」というふうに思ったことはありません。
まとめ
- オンライン秘書は、社長とチームの橋渡しをする仕事
- 気配りやサポートが得意なママに向いている
- ただし「いい人」をやり過ぎると報酬が見合わなくなる
- チャット疲れを防ぐため、オン・オフの切り替えが大切
- 社会とつながることで、育児中の孤独感を減らせる
気を利かせるのが得意な人にとって、オンライン秘書はやりがいのある仕事です。
でもその一方で、業務が増えすぎたり、報酬が最低賃金以下になったりすることも経験上ありました。
だからこそ、単価交渉や「やりたくないことは断る勇気」も必要。
そして、子育てしながらあえてストレスMAXの仕事を受ける必要もないと思います。
仕事は“ママ向け”に限らず、いろんなものを見てほしいです!