【体験談】1歳児とオンライン会議!リアル実況&対策集


オンライン会議、子どもと一緒でいいって言われたけど…どれだけ参加できるかな?
自宅保育と在宅ワークを両立していると、避けて通れないのが「子どもと一緒のオンライン会議」。
わたしはそんな急なオンライン会議を、1歳の娘を完全放置しない形で一緒に乗り切ってきました。
もちろん、うまくいった日もあれば、会議途中で離脱せざるをえなかったこともあります…。
この記事では、1歳児と一緒に会議は「どこまで可能なのか?」について、リアルな体験と具体的な対策をまとめました!
【結論】聞くだけ&30分間ならなんとかできる
- 話を聞くだけならできる
- 30分くらいなら乗り切れる
- 思考・発言は正直、難しい…
1歳児と一緒にオンライン会議に参加するのは正直、とても大変です。

よく広告で「赤ちゃんをお膝に乗せてパソコンをしながらニコニコ!在宅ワーク最高!」みたいな画像を見ますが、実際は難しいです。
本当にその場で仕事をするなら、子どもにテレビを見せて完全に放置する、が現実といったところ。
そしてただでさえ目が離せないお年頃なのに、子どもを見ながら会議に参加して、意識を両方に向けるなんて…無理な話です。

そもそも無理なことをやっているという認識でいれば、イライラが減るかもしれません…。
でも、短時間の会議なら子どもを完全放置しないでなんとか乗り切る方法はあります。
ただし、対策なしで挑むとカオスになるので、実際に効果があった方法をご紹介します!
プロフィール
比較的おとなしい性格のうちの子の特徴は、以下の通り。
- 外では人見知り、家では元気いっぱい
- 生まれてからずっと自宅保育(保育園なし)
- 手先が器用で作業が好き
- 絵本とおままごとが好き

なぜ難しい?1歳児と会議が両立しない理由
月齢×1分の集中力

子どもの集中力は、月齢×1分だと思ってください!
保育士さんに教えてもらったのですが、まさにそのとおり。たしかにどれだけ一緒に遊んでいても5〜10分ごとに気がそれてしまいます。
さらに、親が自分に集中していないことにも敏感だから、余計大変なんです。
ママがさわるものへの興味
パソコンを机上に置くと案の定、キーボードを触られます。
とくに1歳児は力の加減もご存知ないので、確実に破壊しにきます。
放置されることへの不安

ママはなんでこっちを見てくれないんだ…?
子どもからしたら、ママは画面をずっと見ているだけ。なのに相手してくれない。
「オンライン会議=人と話している」という状況がわからないでしょうから、不安になるはずです。

エドワード・トロニック氏の無表情実験を思い出しますね…。
そして「会議に集中してる親」に気づくと、子どもは必ずアピールしてくる。だからこそ、対策が必要なんです。
【リアル実況】1歳児同席のオンライン会議の流れ
わが家では、1歳の娘と一緒に何度か会議に参加してきました。
発言はほぼ無理でも、聞くだけ+相槌くらいならなんとかなるという感覚です。
具体的には、「会議に参加して意見を出す」ことはかなり厳しい一方で、「会議の音声を聞くだけ」なら、なんとかなります。
1歳5ヶ月の娘とオンライン会議に参加したときの様子は、こんな感じ。
インカメで参加!いろんな人が映っていて楽しそう。
パソコン画面に人が映っているのが面白いのか、「これは?これは?」と指さし。にこにこしながら見ています。

男性を全員「パパ」と呼ぶ1歳児に、場の雰囲気がちょっと和む…(笑)
最初の10分はわりと平和。
しかし、ママが画面を見ている=「ママが私を見ていない」と察するのも早い!
まじめに話すだけの画面の中の人々に飽きてきたか、座っていられなくなってきた娘。
ひざ上に戻すと嫌がる。しかたない…、ここで用意したおもちゃたちの出番だ!
- 厚紙 × 洗濯バサミ
- 丸シール × ○を描いた紙
- ぽんぽん × スプーン
娘が手元に集中している間、わたしの耳はオンライン会議の方へ全力集中。
会議に飽き始め、おもちゃで遊び出す時間帯。
このあたりで「ママがやって!」と共同作業のお誘いがくる。
テレビに頼らずいけるならそれが理想だけど、現実はなかなか厳しい…!
手元のおもちゃにも飽きた。そしてママがほかのことに集中していることが完全にばれている。本当に申し訳ない。

ごめん!テレビ、みていいよ!
事前に準備しておいた、好きなアニメ番組をスタート。
「これが見られるならママが話しててもOKやで」って感じで、テレビに集中してくれました。
さすがにもう限界かな。泣きそう。もうほんとかわいそう。
けれど、会議終わらねぇ…。しかたなく最終手段、おやつタイムだ!

手が汚れない&誤飲のリスクが少ない、チューペット系やおせんべいがおすすめです。
実際に役に立った「静かに遊べるアイテム」紹介
モンテッソーリを参考にした準備品。
すべて100均でそろうので、お試しあれ…!

手先を使うことが好きな1歳児にはハマる道具たちです!
洗濯バサミ×厚紙

シール×丸を書いた紙

カラーポンポン×製氷器

会議開始前にやっておきたい準備4選
子どもは泣いてる、でも会議に耳を向けてる。さらにテレビのリモコンを操作…なんてことになると大変です。(経験済み)
会議前に5つの準備をしておくと、バタバタせずに済みます。
アプリの更新
Zoom等のアップデートは、意外と時間がかかります。

先日、5分前にログインしたのに、アプリの更新に10分かかって会議に遅刻しました。
こんなことにならないよう、アップデートは事前に確認しましょう!
筆記用具を用意
子どもと遊びながらだと、会議をしっかり聞き取り、思考するのは難しいです。
わたしの場合、断片的に聞こえた内容をメモし、あとで確認するのが精一杯できることでした。

こういうときは、スマホよりも紙とペンの方がスムーズにメモが取れます。
テレビがすぐ流れるようセッティング
録画・Youtubeはあらかじめセッティングし、電源ボタンと再生ボタンを押すだけの状態にしておきましょう。
お気に入りの動画じゃない、苦手な場面がある、スムーズに再生されない、は癇癪につながりやすい!
おやつをかくれて準備
ぜっっっったいに最初から見つからないように、隠しておきましょう!
最初から与えてしまうと、「もっとたべたい!」で会議が終わるまでずーっと食べてることになりますし、
おやつを食べ終わってしまうと、子どももいよいよやることがなくなってしまい泣きます!
まとめ|短時間&工夫で会議は乗り切れる!
- 話を聞くだけならOK!
- 短時間なら遊び&おやつ作戦で乗り切れる
- テレビは最初から見せず、最終手段
- 事前の準備と対策が必須!
完全に集中して会議するのは無理でも、話を聞きながら相槌を打つくらいなら、対策次第で意外といけます。
子どもには我慢させちゃってつらいけれど…
あくまで「聞くだけ」「30分まで」など、自分の中でラインを決めると、すこし気がラクになりますよ!
本音をいうと…

オンライン会議は正直嫌いです。子どもに我慢をさせている状況が続くからです。
- いまは子どもが最優先
- 仕事をするのは子どもが寝ている時間だけ
と決めているのもあって、
会議参加中、ごめんね、と申し訳ない気持ちで押しつぶされそうになります。

なるべくなら、子どもを誰かに預けられる時間で行いたいものです…。
