のりママ
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フリーランス|1児ママ|CFP
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在宅ワーク歴7年。出産前からフリーランスとして活動し、産後も育休ゼロで仕事を継続中。2歳の繊細な娘を自宅で育てながら、育児と働き方のリアルをつづっています。
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【2歳】人見知りっ子の一時預かり大成功!大事なのは事前説明だった

noriko
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はじめての育児で疲労困憊。子どもを預けたくても、人見知りが激しすぎてためらうこと早2年。

「人見知り いつまで」と検索しては、

ハイハイできるようになったら…歩けるようになったら…喋れるようになったら…

と、預かり利用を先延ばし。

「今度こそ!」と思うも、人が近づくだけで絶叫し、あえなく挫折。

結局、もともと繊細さんなタイプは、人見知りがおさまるなんてことはないんだな…と腹をくくっていたのです。

そんな娘が、2歳でまさかの一時預かり大成功!

カギは“事前説明”でした。

この記事では、事前にどんな話をしたのか、当日の様子、そしてその後の成長まで、全部まとめてご紹介します。

プロフィール

  • 2ヶ月から場所見知り、6ヶ月から人見知り
  • 児童館ではママの膝から一切離れない
  • ときどき「ヒト、やだ」と宣言
  • 宇宙語だけどよく喋る
  • ○○だから△△という因果関係は理解している様子
2歳0ヶ月
2歳0ヶ月

今までに経験したこの3つの単語なら「ママがいなくなる、そして戻ってくる」と理解しているようでした。

ママがいないと理解する単語
  • たかたか→仕事
  • びょいん→病院
  • よが→ヨガ

預ける決意に至るまで

1歳3ヶ月、歩けるようになってすぐのとき、はじめて保育園の一時預かりを利用したことがあります。時間は2時間。

…が、その2時間ずっとギャン泣き。そのときわたしは隣の部屋にいたので、娘の声が聞こえてくるたび、心が痛くてたまらず…。

それからしばらく、一時預かりの利用をやめてしまいました。

そんな中、託児付きのヨガイベントを発見。

30分だけなら預かりの練習にいいかも…?

と、思い切って申し込みました。

【結果】まさかの泣かず!!!!

会場は開放的で、好きなおもちゃもいっぱい。

娘は30分間、先生とずっとおままごとをして過ごしていたそうです。

また、遊んでいたというより「ママを待ってた」という感覚だった様子。

でも、一度も泣かなかったのは、預かりを諦めていたわたしにとって大きな一歩でした。

人見知りっ子を預ける前にやった4つの準備

今回泣かずに預けられた最大の理由は「事前準備」にありました。

ただ預けるのではなく、数日前から念入りに、娘の心を整える工夫をしたのです。

具体的な4つのステップ
  1. 〈前日まで〉ひたすら話す
  2. 〈当日〉移動はひたすら抱っこ
  3. 〈直前〉とにかく腹を満たす
  4. 〈直前〉会場についてさらに再確認
〈前日まで〉ひたすら預かりについて話す
  • ママ、今度ヨガに行くのね
  • ママとバイバイするときあるからね
  • 娘ちゃんは先生とお友達と遊んで待っててほしいの
  • 終わったらママ帰ってくるからね
  • 終わったら甘いもの食べよ
  • 先生やさしいから大丈夫よ

これを3日前からくり返し、伝えました。娘は「ふーん」ってかんじ。

〈当日〉移動はひたすら抱っこ

バスも電車も徒歩も抱っこで移動。

抱っこは娘の心を満たすらしく、体はつらいけれど、娘の心は安定します。

〈直前〉とにかく腹を満たす

空腹は不機嫌のもと。

家を出る前と会場到着後に、小さなおにぎりを1つずつ食べさせました。

〈直前〉会場についてさらに再確認
  • ママとバイバイして先生と遊んで待っててね
  • 娘ちゃん以外にお友達いるからね
  • えんえん泣いてる子がいたらどうする?
  • よしよしってしてあげる?

より具体的な場面をイメージできるように話しました。

一時預かりの様子

会場に着くと、ほかの子がじゃんじゃん預けられていく様子をじっと見つめる娘。

「先生と対面したら泣くかな?」と思ったけど、目線はその先にあるおもちゃへ。

じゃあね、ママヨガしてくるね。

(遠くを見つめて無言…)

先生とちょっと遊んで待っててね。

あしょこ、おもちゃあるでー!(スタスタ)

うそ、振り向きもせず行ったわ…

預かりの場所は、ヨガをしながらでも見える開放的な場所。

野菜やフルーツのおもちゃで楽しそうに遊び、先生とも会話していたそうです。

ヨガも終わり、おむかえに行ったときの会話では、

どうだった?たのしかった?

ママ、ヨガしてた!

うん、それが知りたかったのね。笑

ママ、ヨガでのびのびできたよー!

ママ、ヨガ、のびのびー!(嬉しそう)

この会話でわかったことは、

子どもにとって預かりの時間は、あくまでママを待っているという認識であって、

娘が知りたいのはママがなにをしていたかという事実であるということ。

子どもの中では、本当にママがすべてなのだなと思った瞬間でした。

後日談

預かりの日から2週間ほど経ったころ、そのときの出来事をポロポロと語り始めました。

ママ、ヨガでのびのびしてるときー、おともだちがフタもってっちゃった。

お鍋のフタ?そっかー、それは悲しかったねー。

どーぞした!

かしてあげたの?すごいね!

児童館でもほかの子とほとんど接したことのなかった娘が、おもちゃの貸し借りができるようになっていたなんて。

預かりに行ったからこそ知れた成長でした。

リベンジは失敗、だけど…

1ヶ月後、別会場で再チャレンジ。…が、このときは1時間泣き続けてしまいました。

このときは部屋が狭く、人数が多かったのが原因のようです。

預けるときは前回と同じように、振り向きもせずだったんだけどね。

でも先生に聞くと、預かりの間は泣いてはいたものの、

ママ、かえってくるからー!

と自分に言い聞かせていたそうです。

申し訳なかったけれど、以前よりも娘が確実に成長したことを知れました。

この日を境に、預かりのときは、最初は泣いても、あとは泣かずに過ごすということができるようになってきました。

たとえ2歳児でも、目的を理解するって大事なことなんですね。

おわりに|預けられる日は来る

人見知りがひどくて、2年間も預けることをためらってきましたが、ようやく少しずつ預けられるようになりました。

2歳4ヶ月の今は、託児の3回目にもなると

たくじ、たのしみー!せんせーと○○して、まってるー!

と嬉しそうに語るほど。

成長するもんだなぁ!

言葉が増えるとイヤイヤ期で大変さも増えますが、理解力もぐんと伸びます。

そして預かりが終わったら「待っててくれてありがとう」をたくさん伝えるようにしています。

人見知りっ子でも、事前にいっぱい話せば変わった、うちの子のお話でした。

わが家の経験が、同じ悩みを持つママの参考になればうれしいです。

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